3歳の娘を連れて、羽田空港第2ターミナルのANA国際線ラウンジを利用しました。
今回のフライトは、羽田発ロサンゼルス行きの深夜便。10時間を超える長距離国際線を子連れで乗り切るうえで、「搭乗前をどう過ごすか」はかなり重要なテーマです。毎回子連れで長距離フライトに臨むたびに感じるのですが、機内での過ごし方と同じくらい、いやそれ以上に搭乗前の時間の使い方が旅の快適さを左右するんです。
今回は特に条件がタフでした。
- 深夜便のため子どもの生活リズムが崩れやすい
- フライト時間は約10時間超
- 子どもはまだ3歳
- 親もできる限り体力を温存して機内に乗り込みたい
この状況をどう乗り切るか。結果的に、ANAラウンジでの過ごし方がかなりうまくいって、搭乗後に娘がすんなり寝てくれるという理想的な展開になりました。
今回は、実際に利用した流れと、子連れ視点で感じたメリットをできるだけ詳しくレポートします。これからANAの深夜国際線を子連れで利用する方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
SFCステータスでANA国際線ラウンジへ

今回のラウンジ利用は、ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)のステータス特典を活用しました。
SFCはANAのプラチナ以上のステータスを一度取得すると、翌年以降も維持できるカード。国際線ラウンジへのアクセスが毎回使えるのが大きなメリットで、子連れ旅行が増えてからは特にその恩恵を実感しています。
羽田第2ターミナルの国際線ANAラウンジは、保安検査とパスポートコントロールを通過した先の4階にあります。場所を把握していれば迷わずたどり着けますが、初めての方は少し時間に余裕を持って移動するのがおすすめです。
子連れで長距離の深夜便に乗るとき、ラウンジが使えるかどうかで出発前の疲労感がまったく変わります。一般エリアで出発を待つとなると、フードコートの席を確保して、荷物を持ちながら子どもを追いかけて、お腹が空いたら混雑したレストランを探して……と、搭乗前から消耗してしまうんですよね。その点、ラウンジに入れさえすれば食事も休憩もひとつの空間でまとめて済ませられるので、親の体力を温存できます。
ラウンジの基本情報
まずはラウンジの概要を簡単に。
羽田第2ターミナル国際線ANAラウンジは、ソファ席・カウンター席・リクライニング席など多彩な座席が約900席用意されており、かなり広い空間です。
フロアは3階と4階に分かれており、4階にはダイニングエリア・BARカウンター・LIVEキッチン・シャワールーム(10室)が、3階にはシャワールーム(7室)が設けられています。シャワールームは合計17室。大型ラウンジならではのキャパシティです。
ダイニングエリアではシェフが目の前で調理する「LIVEキッチン」も設けられており、出来たての料理をいただけます。深夜便の出発前でも、本格的な食事ができる環境が整っています。
深夜便だから「ラウンジで夕食を済ませる」作戦を採用

今回の最初の判断ポイントは、「機内食をどうするか」でした。
ANAのロサンゼルス便は深夜出発のため、離陸してしばらくしてから1回目の機内食が提供されます。時間帯的にはかなり深夜。大人だけならともかく、3歳児を深夜に起こして食べさせるのはなかなか難しい。しかも一度目が覚めると、そのまま興奮してなかなか寝なくなってしまう可能性があります。
そこで今回は、最初から「機内食はスキップする前提」で、ラウンジでしっかり夕食を食べてから搭乗することに決めました。
「ラウンジで食べたから機内では食べなくていい」という状態を作っておくことで、娘を起こさずに済む可能性が高まります。機内での寝かしつけがスムーズにいくかどうかが親の体力にも直結するので、このあたりの段取りはかなり重要です。
ANAラウンジのビュッフェで夕食
ラウンジ内のビュッフェは、子連れでも食べやすいメニューが充実していました。
軽食レベルにとどまらず、ご飯系・温かいおかず・サラダ・パン・スープなど、しっかりお腹を満たせる内容です。出発前に「食事を済ませた」という満足感が持てるレベルで、これはありがたかった。
空港のレストランで子連れが食事をしようとすると、席を探して、荷物を抱えたまま並んで、子どもが食べ終わらないうちに飽きてきて……という消耗戦になりがちです。ラウンジだと席はたくさん空いており、フードカウンターまでの距離も短く、落ち着いた環境で食べられる。それだけでかなり違います。
ANA国際線ラウンジ名物ヌードルバーも堪能
そしてラウンジといえば外せないのが、ヌードルバーです。
ANAラウンジのヌードルバーは、シェフがその場で調理してくれるスタイル。メニューはきつねそば・きつねうどん・とろろわかめそば・とろろわかめうどん・かき揚げそば・かき揚げうどん・とんこつラーメン・12種の野菜カレーの8種類。ANAラウンジを利用するたびについつい頼んでしまうコーナーです。
今回は娘のためにとんこつラーメンを注文しました。3歳の子どもって、環境が変わるとなかなかご飯を食べないことがあるんですが、麺類はなぜか安定して食べてくれる。機内食を食べさせられるかどうかわからない不安があったので、搭乗前にしっかり食べてくれたことで親としてもひと安心でした。
今回、ガッツリとご飯を食べたことで機内で子どもは機内食をスキップしぐっすり寝てくれました。大人も機内食はスキップしてゆっくり過ごすことができました。
シャワールームでリフレッシュ|深夜便前のリセットに最高

夕食の後は、ラウンジ内のシャワールームを利用しました。
これが深夜便の前に使えるというのは、想像以上にありがたかった。
子連れ旅行の出発日って、搭乗前の時点でかなり消耗しているんですよね。自宅から空港までの移動、大量の荷物の運搬、子どもの相手、出国手続き——「まだ飛行機に乗ってもいないのに」という状態で搭乗口に到達するのが子連れ旅行の現実です。
そんな状態でシャワーを浴びると、ちゃんとリセットされます。体がさっぱりするだけで気持ちの切り替えができて、「よし、これから10時間のフライトに備えよう」という気持ちになれます。
娘もシャワーで「寝る前モード」に入りやすくなった気がしました。いつもお風呂の後に寝る習慣がある子どもは特に、シャワーが「そろそろ寝る時間のサイン」として機能してくれます。これは予想以上の効果でした。
ちなみに羽田第2ターミナル国際線ANAラウンジのシャワールームは3階と4階合わせて17室。人数が多いラウンジにしては充実したキャパシティで、深夜の出発前でも比較的待たずに使えました。
「ANA ポケモン Kids TV ラウンジ」へ|想像以上に楽しめた

食事とシャワーを済ませたあと向かったのが、ラウンジ内のキッズエリアです。
羽田空港第2ターミナル国際線ANAラウンジのキッズルームは、2025年3月27日に「ANA ポケモン Kids TV ラウンジ」としてリニューアルオープンしています。ポケモンの世界観で彩られた空間で、ポケモン関連のおもちゃや絵本、塗り絵、お絵かきセットなどが揃っています。テレビも設置されており、小さな子どもが搭乗前の時間を過ごすには十分な内容です。

正直なところ、国際線ラウンジのキッズスペースにそこまで期待はしていませんでした。でも実際に連れて行ってみると、3歳の娘には十分楽しめる内容で、「飛行機に乗る前にひとしきり遊ばせたい」という目的にはぴったりでした。

スペースとしては一家族でほぼいっぱいになるくらいのコンパクトな広さで、国内線ラウンジのキッズスペースと比べると小さめです。大型遊具があるわけではなく、どちらかといえば「静かに過ごせるプレイスペース」という雰囲気。でもラウンジ全体の落ち着いた空気感に合っていて、親としては安心感がありました。
貸し切り状態だったことが神だった

今回のキッズエリア体験でもうひとつ助かったのが、利用者がゼロだったこと。
深夜便の出発前、しかも平日という時間帯のせいか、他の子連れファミリーがおらず、娘が貸し切り状態でのびのびと遊べました。
子連れでラウンジに来るとき、親側がどうしても気を遣ってしまうのが「周囲への迷惑」です。特にラウンジは静かな空間なので、子どもが少し大きな声を出しただけでも「ちょっと響いてないかな…」と緊張することがあります。
今回は、キッズエリアがしっかり区画されていて、多少声が大きくなってもラウンジ全体には響いていない様子でした。外のラウンジスペースが静かなままだったのを確認できて、「ちゃんと配慮された設計なんだな」と感じました。親が周囲を気にしすぎずに過ごせる空間というのは、子連れにとってどれだけありがたいか。
結果:搭乗前にしっかり過ごせた娘、機内でもすんなり就寝

ラウンジでの流れをまとめると、
- ビュッフェで夕食(ヌードルバーのラーメンも)
- シャワーでリフレッシュ&娘も「寝る前モード」に
- ポケモン Kids TV ラウンジで遊ぶ
- 満足した状態で搭乗
という理想的な流れになりました。
娘自身も「空港でたくさん楽しいことをした」という満足感があったのか、搭乗後は比較的すんなり就寝してくれました。深夜便で子どもが早めに寝てくれるかどうかは、親の体力にも直結する重大問題。もし搭乗前に退屈して機嫌が悪い状態で乗っていたら、機内でもかなり大変だったと思います。
ラウンジで段階を踏んで「食べて・さっぱりして・遊んだ」という流れを作れたことが、機内での寝かしつけにもつながったと感じています。
子連れ深夜国際線×ANAラウンジ、相性は最高だった
今回改めて実感したのは、「子連れ×深夜国際線」とANAラウンジの相性の良さです。
よかった点を整理すると、
- ビュッフェで夕食を落ち着いて食べられる
- 機内食を無理に食べさせなくていい前提を作れる
- ヌードルバーなど子どもが喜ぶメニューがある
- シャワーで親子ともリフレッシュできる
- ポケモン Kids TV ラウンジで搭乗前に遊ばせられる
- 周囲を気にしすぎず過ごせる
- 結果として搭乗後の寝かしつけがスムーズになった
子連れの長距離フライトって、「機内をどう乗り切るか」に意識が集中しがちです。でも実際は、搭乗前の過ごし方が機内の快適さを左右するウェイトはかなり大きい。ラウンジでしっかり過ごせるかどうかで、旅全体のスタートが変わります。
ANAの深夜便を子連れで利用される方、特にSFCなどでラウンジを利用できる方には、今回のような「夕食→シャワー→キッズエリア」という流れを強くおすすめしたいです。
国内線ラウンジのポケモンエリアについては、羽田空港のANAポケモンキッズラウンジに行ってみた!体験レビューにてレポートしています!こちらもぜひご参考にされてください!





