子連れで楽しむ!異国情緒なマラッカで歴史と文化楽しむ街歩き旅

目次

はじめに|子育てママにこそすすめたい、マラッカの街歩き旅

マレーシア・マラッカでの親子旅は、異文化にふれながらゆったり過ごせる癒しの時間。

歴史がありながらどこかほっとできる街並みに、心がゆるむ瞬間がたくさんありました。

今回は、実際に訪れて感じたマラッカの魅力を、子育て中のママ目線でお届けします♪

マラッカってどんな街?多文化が息づく歴史観光都市

マラッカは、14世紀にマラッカ王国として栄えた後、ポルトガル、オランダ、イギリスといったヨーロッパの国々に統治されてきた歴史のある港町です。

昔からアジアとヨーロッパをつなぐ貿易の中継地点としてにぎわっていたので、今の街並みにもその名残がたくさん残っています。

カラフルなヨーロッパ風の建物のすぐそばに中国のデザインが入った家が並んでいたり、イスラムのモスクとキリスト教の教会が同じエリアにあったり…。

歩くだけで「ここ、海外だなぁ」と感じられる景色に出会えます。

こうしたユニークな歴史と文化が評価されて、マラッカは2008年にユネスコの世界文化遺産にも登録されました。今では、世界中から観光客が訪れる人気の街になっています。

カラフルな建物、石畳の道、壁に描かれたアート…。ただ歩くだけでも、異国感たっぷり!


お散歩中に「ママ、あれ見て!」と目を輝かせる子どもの姿に、思わず笑顔になります。

日本からマラッカへのアクセス方法

日本からマレーシアへは、成田・関空などからクアラルンプール(KL)国際空港へ直行便が便利。

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クアラルンプール市内からマラッカまでは車・バス・電車・Grab(配車アプリ)など様々な手段があります。

クアラルンプールからマラッカへ

今回わが家は、クアラルンプールからマラッカまではGrab(配車アプリ)を使って移動しました。

ホテルや空港からそのまま乗れて、マラッカの目的地まで直行できるので、とにかく楽ちん!

荷物が多かったことや、小さな子どもがいたこともあり、ドアツードアで移動できる快適さはとても助かりました。

所要時間は約2時間。料金はタイミングや車種によって変動しますが、私たちの場合は片道で200RM(約6,500円)ほどでした。高めではありますが、家族連れにはおすすめできる移動手段です。

他の移動手段もチェック!自分に合った方法を選ぼう

ちなみに、他にも移動方法はあります。

・バス:クアラルンプール南部の「TBSバスターミナル」から、マラッカの「Melaka Sentral」まで運行。
 所要約2時間30分、料金は約12〜18RM(約400〜600円)とリーズナブル。節約重視の旅行にはぴったりです。

・タクシー:街中でも拾えますが、料金が不透明だったり、交渉が必要だったりすることもあり、観光客には少しハードルが高め。(英語が全く通じない運転手さんも・・)Grabの方が安心です。

クアラルンプールからの日帰りツアーもおすすめ

移動手段を自分で手配するのが億劫なら、クアラルンプールからの日帰りツアーを日本から予約しておくのもおすすめ。

ホテルから送迎がついたツアーであれば、マラッカの歴史をガイドから学びながらめぐることができ、とっても勉強にもなりますし、楽ちん。ガイドは英語ですが、予約は日本からできるので安心です!

こちらのツアーであれば、ランチ付きで大人1人5000円程度。ぜひチェックして下さいね!

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散策スポット①|ジョンカー・ストリートを親子で観光&ショッピング

マラッカで有名なジョンカー・ストリートは、週末になると大にぎわいの観光スポット。

雑貨・洋服・スイーツまで、見ているだけでも楽しい!

夜のマラッカ川は、まるで光のアートギャラリー

ジョンカー・ストリートから少し歩くと、そこには思わず息をのむような美しい夜の風景が広がっていました。

ライトアップされた川沿いの建物や、木々に絡むネオンの光…。まるで夢の中に迷い込んだような気分になります。

散策スポット②|街歩きの途中でびっくり!思わず足を止めたフォトスポット

翌日は朝からお散歩。公園に保管されている戦闘機や軍艦を見たり、歩いているだけでも楽しくなります。

お散歩中に出会った本物の戦闘機と軍艦!?

マラッカの街をぶらぶら歩いていると、ちょっとびっくりするような光景に出会いました。
なんと、本物の戦闘機や軍艦が目の前にどーん!

この場所は、「マラッカ独立宣言記念館(Proclamation of Independence Memorial)」のすぐ近く。
周辺は観光スポットが集まっているエリアで、気軽に立ち寄れます。

子どもは乗り物を見て大興奮!近くまで行って見上げると、迫力もすごいです。

散策スポット③|マラッカ海洋博物館で歴史にふれる

船の形をしたユニークな博物館

マラッカのシンボルともいえる「海洋博物館」は、16世紀のポルトガル船を再現した建物。

中には航海に使われた道具や、交易で栄えたマラッカの歴史が展示されています。

大航海時代の船室も展示されており、歴史のお勉強にも良さそうです。

海賊大好きな息子は、「これ、海賊のお船と同じだよね」と嬉しそうに見学していました。

マラッカ海洋博物館(Samudera Museum)
住所:Muzium Samudera (the Flora De La Mar) Jalan Quayside, 75000 Melaka
営業時間:9:00~17:00(火曜休館)
入場料:大人20RM(約660円)、子ども(6~12歳)10RM(約330円)

散策スポット④|川沿いの遊歩道でリラックスタイム

マラッカ川沿いにはおしゃれなバーやカフェが点在し、子どもと一緒にのんびり歩けます。

風が気持ちよく、心がリセットされるような感覚に。

ベビーカーでも安心の広さ

歩道は広く整備されていて、ベビーカーでもスムーズ。

途中にある壁画や橋もフォトスポットになっていて、旅の思い出にもぴったりです。

食べて楽しむ!本場のニョニャ料理を体験

マレーと中華が融合した「ニョニャ料理」は、マラッカでぜひ体験したい味。

子どもでも食べやすい甘辛系の味付けが多く、中華をベースに、マレーシアのスパイスやハーブが加わった香り豊かな味わいが特徴です。

おすすめレストラン:The Peranakan

「The Peranakan(ザ・プラナカン)」は、マラッカの伝統的な文化と味をたっぷり楽しめるレストランです。

“プラナカン”とは、16世紀ごろに中国からやってきた移民がマレー系やインドネシア系の人々と交流し、そこから生まれた独自の文化を持つ人々のこと。

その中でも、女性は「ニョニャ」と呼ばれ、彼女たちが家庭で代々受け継いできたのが「ニョニャ料理」です。

緑色のお米にびっくりしましたが、ほんのり甘みのあるやさしい味で、とってもおいしかったです!

スパイスが別皿になっていたりと子どもでも食べやすいメニューも多く、落ち着いた雰囲気の中で家族でゆっくりと食事が楽しめます。

店内は歴史を感じさせる装飾がほどこされていて、異国情緒たっぷり。

観光の合間にちょっと特別なランチやディナーを味わいたい時に、ぜひ立ち寄ってみてください。

Peranakan Place Signature @ Heeren Street, Melaka
住所:107, Jalan Tun Tan Cheng Lock, 75200 Melaka
営業時間:11:00~21:00(月曜定休)
URL:https://www.peranakan.com.my/

実際に行って感じた、子連れマラッカ旅の魅力

マラッカは、歩きやすくて、見るものも多くて、何より人がやさしい街でした。

古い建物やゆったり流れる空気、そして素朴な人の温かさ。はじめて来たのに、なぜか懐かしいと感じる町。

日常を少し離れて、自分も子どもも一緒にリフレッシュできる――そんな旅ができる場所が、マラッカにはありました。

あなたもぜひ、マラッカで“ほっとする時間”を過ごしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

ばんじろうのアバター ばんじろう ライター

元気いっぱいの男の子を育てるママです。旅先で旦那さんと楽しむビールが大好き!
最近は海外旅行に向けて、英会話の勉強を始めました。

Children: 2020年 男の子 1人
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