1歳&8歳と行く、家族の絆を深める“海旅”体験
「子どもが小さいから、遠出は無理かも…」
そう思っていた我が家が、育休期間を利用して思いきって向かったのが、沖縄県・宮古島。透明度抜群の海と、穏やかな時間の流れるこの島で、8歳と1歳の兄弟、そして私たち夫婦の4人で“特別な旅”を楽しんできました。
旅の途中で下の子を一時保育に預け、マリンアクティビティも楽しみました!
本記事では、歳の差育児中の家族がどうやって旅を楽しんだのか、リアルな体験をお届けします!
「海が見たい!」から始まった旅の計画

我が家の長男は海や川が大好き。年少の頃からお風呂でシュノーケルの練習を始め、年長になる頃には海でも顔をつけられるように。
次男が生まれてからは、どうしても生活の中心が“赤ちゃん”になりがちでしたが、長男にも思いきり楽しんでほしい、そんな思いから「家族で行けるきれいな海は?」と調べ、宮古島への旅行を決定。
「どうなるか分からないけど、行ってみよう!」と、チャレンジの気持ちで出発しました。
子ども連れ旅の基本は「詰め込みすぎない」こと
今回は、1歳の次男の体調や機嫌を優先して、あえて事前のアクティビティ予約はせずに旅程を緩めに設定。
宿泊はファミリー向けのコンドミニアムを選び、レンタカーを借りて島内を気ままにドライブ。
海がきれいなビーチを巡ったり、長男が泳げそうな浅瀬の海でのんびり過ごしたり…「スケジュール通りに動かなくてもいい」という気持ちの余裕が、親にも子どもにも安心感をもたらしてくれました。
ウェルネスヴィラブリッサ
場所:沖縄県宮古島市上野宮国746ー20
次男を一時保育に預け、長男とシュノーケリング体験へ。

宮古島滞在中、島北部の池間島から船でアクセスできるシュノーケルポイント**「ヤビジ」**の情報をキャッチ。
天然記念物にも指定されている広大なサンゴ礁地帯で、6歳から参加できるツアーがあるとのこと。「ここで長男にシュノーケルを体験させてあげたい!」という気持ちが膨らみます。
しかし、次男(当時10ヶ月)のことが気がかり…。
そこで見つけたのが、宮古島の託児サービス「YARABI」さんでした。
YARABIでの初めての一時保育体験。旅先でも安心できた理由。
「子どもを人に預けるのには、罪悪感が・・・」という方も多いと思いますが、私たちもまさにそうでした。
ただ、YARABIに電話をすると、とても丁寧な対応で必要な持ち物(オムツ、ミルク、着替え、離乳食など)や当日の流れも細かく説明してくれ、不安が一気に和らぎました。
なにより良かったのは、LINEで保育中の様子を写真や動画で送ってくれるサービス。リアルタイムで子どもの様子を確認できたことで、ツアー中も安心して過ごすことができました。

YARABI
住所:沖縄県宮古島市平良字西仲宗根557−1 カイセイホーム西仲宗根209号室
営業時間:8時〜17時 (時間外17時〜8時)
料金:観光プラン:4ヶ月〜12歳 1人1時間3000円
島民プラン:2ヶ月〜12歳 1人1時間1500円
※現在はホテルや自宅に出張で伺う形でのサービスになっています(2025/06)
オーナーの小林 由季さんは保育士資格をもつ子育てのプロで、初めてでも気さくでとても話しやすかったです!

親子3人でのシュノーケリング。「海の楽園」を体感
シュノーケリングは、船に乗っている時間が短かかったこと、前日にでも予約が取れたことが決め手となり、Marlin(マーリン)を選択。
ツアーの開始時間も午前中の部と午後の部があり、託児の時間との兼ね合い、託児の場所からの距離で選びました。
ツアー当日、池間漁港から船に乗って約30分。ヤビジに到着すると、そこには信じられないほど透明な海が広がっていました。

ツアー参加者は10名ほど。インストラクターが3名つき、丁寧な説明と安全対策があり、子ども連れでも安心。
ポイントに到着すると、ボートエントリーと言って、マスクをおさえて海にダイブします。インストラクターの方が浮き輪を持っているので、息子は浮き輪に捕まりながら珊瑚のポイントまで遊泳してくれます。

サンゴ礁の間を泳ぐカラフルな魚たちがすぐ目の前に!透明度も高く、ビーチエントリでは見られない、海底の様子や深さに息を飲むほどの美しさが広がっています。
またエダ珊瑚やテーブル珊瑚などの綺麗な珊瑚礁が視界いっぱいに広がり、水族館の中に潜ったような感覚になります。

遊泳中には魚の種類や、珊瑚の種類などをインストラクターが説明してくれます。また珊瑚の写真や海の中での家族写真も撮ってくれ、最高の思い出になりました。

長男は最初の緊張が嘘のように、すぐに夢中になって海中での世界を楽しんでいました。
3箇所のポイントを巡りましたが、「まだ潜っていたい」というほどツアーを気に入っていました。
\ 最大5000円引き /
Marlin(マーリン)
対象:6歳〜
所要時間:3時間25分
まとめ 歳の差育児こそ、旅の工夫で楽しめる
「1歳と8歳、連れて旅行なんて大変そう」と思われがちですが、今回の旅で感じたのは、“無理をしない工夫”があれば、歳の差育児でも旅行は十分に楽しめるということ。
🔸 スケジュールは詰め込みすぎない
🔸 アクティビティは現地で柔軟に対応
🔸 安心できる託児サービスを利用
🔸 上の子との時間も意識的に作る
これらを意識するだけで、旅の満足度はぐっと上がります。
育児中の旅行は、確かに手がかかることも多いけれど、それ以上に得られる「家族の記憶」は何よりの宝物。
次男が生まれて少しだけ我慢が増えた長男に、「あなたも大切なんだよ」と伝えられたこの旅。
いつか子どもたちが大きくなったとき、「あのとき宮古島で一緒に泳いだね」と笑って思い出してくれる日が来たら、きっとこの旅の価値は何倍にもなると思います。