“もう限界…”そんな私を癒してくれた、ハレクラニ沖縄

「子どもが2歳になったけれど、自分の時間なんて何ヶ月もなかった」――そんな毎日の中でふと思い出したのが、夫と独身時代に訪れたハワイ・ワイキキのハレクラニで過ごした、あの穏やかな時間。
「いつか家族でまた行きたいね」と話していた記憶がよみがえり、思い切って予約したのが、沖縄・恩納村にある『ハレクラニ沖縄』でした。
訪れたのは2022年11月。コロナが落ち着き始めた頃とはいえ、まだ海外旅行には不安が残るタイミング。そんな中で選んだ国内リゾートは、想像以上に心も体も癒してくれる場所でした。
ハレクラニ沖縄とは?子連れにやさしい高級リゾートの魅力とアクセス情報
ハワイの伝統を受け継ぐ“白の楽園”

ハレクラニ沖縄は、ハワイで100年以上続く名門ホテル「ハレクラニ」の名を冠した、ハワイ以外では初の姉妹ホテルです。
2019年7月26日に開業して以来、恩納村の美しい海と景観に溶け込むように白を基調にした洗練されたデザインと、海と調和したリゾート建築が魅力。どこを歩いても、写真を撮りたくなるような美しさにあふれています。
全室が50㎡以上の広さで、オーシャンビューのテラス付き。私たちが宿泊したスタンダードルームも十分すぎる広さで、子連れでもゆったりとくつろげました。
那覇空港からのアクセスも安心
那覇空港からは車で約1時間。送迎バスやタクシーを使えば移動もスムーズで、子どもがいても無理なくアクセスできます。ホテルのすぐ前にリムジンバスの停車駅もあるため、運転が苦手なママでも安心です。
到着してロビーに入ると、目の前には美しいプライベートビーチが広がっていて、その景色に思わず息をのみました。
ゆったりとした空間に足を踏み入れた瞬間、「来てよかった」と心から思える、特別な時間が始まりました。
ハレクラニ沖縄
〒904-0401 沖縄県国頭郡恩納村名嘉真1967−1
ハワイの風を感じるやさしさ──ハレクラニに息づくハワイ流おもてなし

館内のいたるところに、ハワイらしいおもてなしの精神が息づいています。例えば、ロビーに流れる音楽やふんわりと香るアロマなど、緊張をふっとほぐしてくれます。
ウェルカムドリンクとホスピタリティの真髄

チェックイン時には、爽やかなウェルカムドリンクでのおもてなし。ハワイの風を感じさせる香りとともに、心も身体もふっと軽くなりました。
ホテル全体がとても静かで穏やか。ベビーカーでもストレスなく移動できるバリアフリー設計になっており、ママにも子どもにもやさしいつくりです。
子連れにうれしい設備と気配り
客室にはベビーベッドや子ども用パジャマ、補助便座など、必要なものがしっかり揃っていて安心。どれも、宿泊予約時にホテルに伝えておくことで無料で利用できます。
私たちは利用しませんでしたが、ベビーカーや哺乳瓶消毒器などのレンタルも可能で、必要な方にはとても心強いサポート。こうした細やかな気配りが、子連れ旅行の不安をグッと軽くしてくれますよね。
そして、子どものパジャマ姿がとにかく可愛くて、ママ悶絶♡

さらに、パジャマと一緒にベッドに添えられていた小さな亀のキーホルダーを見つけて、子どもは大喜び!「これかわいい〜!」と握りしめている姿に、こちらまで心が和みました。

子連れでも安心!プール&ビーチで楽しむ水遊び
子どもが安全に遊べる浅瀬のプールや整備されたビーチ、ベビーカーでも移動しやすい動線など、小さな子どもと一緒でも安心できるポイントがたくさん。
キッズにやさしい浅瀬のプールへ

ハレクラニ沖縄には、5つの個性豊かなプールがあります。
モザイクタイルで描かれた“オーキッド”のデザインが美しいオーキッドプール。
大人専用のクワイエットプール。
眺めの良いオーシャンテラスプール。
年中利用できるインドアプール。
そして、浅瀬で安心して遊べるキッズプールです。
私たちは、もちろんキッズプールに直行。
キッズプールはオーキッドプールに隣接し、エントランスからすぐの場所にあるので移動もスムーズでした。水深が浅いので、1歳の子どもでも怖がることなく楽しめます。腕に浮き具をつけて、ぱちゃぱちゃと夢中で水遊びしている姿に、思わずこちらも笑顔になってしまいます。
なお、屋外プールは基本的に4月〜11月のみの営業で、それ以外の期間はインドアプールが混み合うことも。混雑を避けたい方は、朝の時間帯を狙うのがおすすめだそうです。
白砂のビーチで貝殻拾い

ホテル敷地内のプライベートビーチは、波がとても穏やかで、水辺を歩くのが初めての子どもにもぴったり。裸足で歩いても痛くない白砂の上を、手をつないで散歩するだけで、とても贅沢な時間になります。
日よけのあるビーチチェアやシャワー設備も完備。赤ちゃん連れでも快適に楽しめる配慮がたくさんありました。
食事も快適!子どもと一緒に楽しめるレストラン
レストラでは、レストランでは、子ども用の椅子やカトラリーがすぐに用意され、離乳食や飲み物の持ち込みにも対応してもらえました。見た目にも美しい料理に、ママも自然と笑顔に。
何より、家族みんなでゆったり食事の時間を楽しめたことが、一番の贅沢だったかもしれません。
夕食は「フロリレージュ」で、ミシュランシェフの美食を堪能
東京・外苑前の名店で知られる川手寛康シェフが監修する「フロリレージュ」は、沖縄の旬の食材を使ったフレンチレストラン。
見た目にも美しく、ひと皿ごとに驚きと感動がある特別なディナーが楽しめました。




子ども連れも多く、家族で気兼ねなく過ごせる雰囲気もありがたかったです。沖縄の食材を取り入れたフレンチは目にも美しく、特別な夜にふさわしい味わいでした。
朝食は「SHIROUX(シルー)」で、白の空間に癒される朝時間

翌朝は「SHIROUX(シルー)」で、テーブルサービスの優雅な朝食をいただきました。白を基調とした空間で、ゆっくりと運ばれてくるお料理を楽しむ時間は、まさに“癒しの朝”。
子ども用のメニューも工夫されていて、落ち着いた雰囲気の中でも安心して過ごすことができました。パンやフルーツ、スープなど子どもが食べやすい料理も多く、1歳の我が子もモリモリ食べてくれました。

ベビーチェアや子ども用カトラリーも木製で統一されていて、空間の雰囲気にしっくりなじんでいました。スタッフの方が自然と子どもに話しかけてくれるなど、親子でリラックスできる空間が整っています。
ハレクラニだから叶う“ママの癒し”。子連れでも心からくつろげる極上リゾート
子どもとの旅行は楽しい反面、大変なこともたくさん。でも、ハレクラニ沖縄では、温かなホスピタリティに触れるうちに「子どもと一緒の方が、むしろ癒されるかも」――そんな風に感じるようになりました。
ふかふかのお布団でスヤスヤ眠る息子のぷりっとしたお尻を横目に、テラスで海を眺めながらホッとひと息。そんな何気ない時間が、ママの心にやさしい余白を与えてくれた気がします。
「次の旅先、どこにしよう?」と考えているママにこそ、ハレクラニ沖縄のやさしさにふれてほしい。
自分を大切にすることが、家族みんなの笑顔につながる。そんなことに気づかせてくれる、かけがえのない旅になると思います。