2歳の娘とエリックカールパークへ。はらぺこあおむしの世界で遊び、学ぶ

目次

はじめに

「はらぺこあおむし、月曜日にリンゴを1つ食べました…」

この言葉を聞くと、多くの親が懐かしい気持ちになるのではないでしょうか。エリック・カールの描く鮮やかな色彩と温かみのある絵本は、世代を超えて愛され続けています。私自身も子どもの頃から「はらぺこあおむし」の大ファンで、娘が生まれてからは、寝る前の読み聞かせの定番となっていました!

そんな中、二子玉川に「PLAY! PARK ERIC CARLE(プレイパーク エリックカール)」という施設があることを知り大興奮!

エリック・カールの絵本の世界観をテーマにした日本初のインドアプレイグラウンドと聞いて、2歳になったばかりの娘と一緒に訪れてみました!

施設概要と基本情報

エリックカールパークは、東京都世田谷区の二子玉川ライズ・ショッピングセンターのタウンフロント8階にあります。東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」から直結しているため、小さな子どもを連れていても移動が楽でした。

料金は大人も子どもも同じで、初回は2,600円(平日)または2,800円(休日・特定期間)です。初回来場時にはオリジナルのタンブラーがもらえ、次回からはそのタンブラーを持参すると300円割引になります。

ロゴ入りでとってもおしゃれ・・・!

平日は前日いることができますが、休日や特定期間は3部入替制(1部:10:00〜12:30、2部:13:00〜15:30、3部:16:00〜20:00)となるので注意が必要です。私たちは平日の1部に参加してきました。

入場すると、蜂の巣を模した靴箱が・・! すでにワクワクが止まりません・・!

施設内には無料で利用できるロッカーも完備されており、ママ・パパも身軽に子どもを楽しむことができます。

魅力がたっぷり!エリアごとの体験レポート

みどりのめいろ(Amazing Garden)

施設に入ってすぐ、娘の目を引いたのは「みどりのめいろ」でした。3つの入り口から好きな道を選んで入るシステムで、初めは少し躊躇していた娘も、私が先に入ると安心して後についてきました。

迷路の中は、エリックカールの絵本に登場する鮮やかな色の葉や花、キノコなどで装飾され、まるで巨大な絵本の中を冒険しているような気分になります。途中で他の子どもたちとすれ違ったり、思わぬ場所で出口に辿り着いたりする度に、娘は「あっ!」と驚きの声を上げていました。

あおむしになった気分

娘は「もういっかい!」と言いながら、今度は別の入り口から挑戦したり、同じ道を通って出口の予測を楽しんだりする姿が見られました。2歳児なりに空間認識や記憶力を働かせている様子が微笑ましかったです!

アスレチック(Play Zone)

みどりのめいろの次に向かったのは、アスレチックエリア。スウェーデンのHAGS社製の遊具は、安全性に配慮しながらも子どもの冒険心を掻き立てる作りになっていました。

娘はまだ2歳で少し怖がりなところがあるため、高い場所には最初は尻込みしていましたが、他の子どもたちが楽しそうに遊ぶ様子を見て、少しずつ挑戦する気持ちが芽生えたようです。小さな坂を上ったり、低めの滑り台を滑ったりと、自分のペースで楽しんでいました。

特に気に入ったのは、床に設置された小さなトランポリンのような弾む仕掛け。何度もジャンプして「たのしい!」と満面の笑みを浮かべる姿に、私も心から嬉しくなりました。体を動かすことで自然と笑顔があふれ、親子でたくさん笑い合うことができました。

ネットの遊具もあります

ディスカバリーゾーン

ディスカバリーゾーンは、エリックカールが描いた色鮮やかな生き物たちが集まるエリアです。昆虫標本や様々な仕掛けがあり、子どもたちの好奇心を刺激する工夫が随所に見られました。

娘が特に興味を示したのは、大きな蝶の模型と、壁面に設置された「触って音が鳴る」仕掛けでした。絵本で見たことのある蝶や虫の絵に触ると、それぞれの生き物の音が鳴るという仕掛けに、「これなぁに?」と次々と質問する姿が見られました。

「これはちょうちょ、これはかたつむり…」と一緒に名前を確認していくうちに、絵本で見たことのある生き物を実際に「体験」することで、娘の中で知識が繋がっていくような気がしました。遊びながら学べるというエリックカールの理念を実感した瞬間でした。

アトリエ(Picture Creations)

アトリエエリアでは、自由に創作を楽しむことができます。絵の具を使って創作遊びもでき、洋服が汚れないようにスモッグも貸し出ししています。

絵の具をさまざまな道具を使って、色を混ぜたり、紙にのせたり、指で触ってみたり・・・ 

完成した作品は持ち帰ることができ、今でも自宅の冷蔵庫に飾ってあります!

オートマタ(からくり仕掛け)

施設の中央に設置されている「ルーブ・ゴールドバーグ・マシーン」は、ボールが様々な仕掛けを通りながら動いていく不思議なからくり装置です。レバーを引くと、ボールが迷路のような道を通って転がっていく様子に、娘は目を輝かせて見入っていました。

また、日本を代表するオートマタ作家の原田和明氏による、エリックカールの物語を触って遊べるコーナーも充実していました。小さなハンドルを回すと、キャラクターが動く仕掛けに、娘は何度も挑戦していました。

その他のエリア体験

ぬいぐるみエリアも

施設内をさらに探索すると、絵本「パパ、お月さまとって!」に登場するまん丸お月さまの中に入れるエリアがありました。はしごを使って中に入ると、お月さまの中は意外に広く、2歳の娘でも居心地よく過ごせるスペースになっていました。「おつきさまの なか!」と喜ぶ娘の声が可愛らしく響きました。

また、フリードリンクが楽しめるドリンクバーは親にとって嬉しいサービスでした。コーヒーや紅茶、お茶など種類も豊富で、子どもを遊ばせながら一息つける環境は本当に助かりました。(入場時にいただいたタンブラーでいただく形です)

季節のコーヒーが美味しかったです

そして、このドリンクコーナーの近くには名前シールをプリントできる機械があり、娘の名前を入力してオリジナルシールを作ることができました。「はらぺこあおむし」のキャラクターと一緒に名前が印刷されたシールを見て、娘は大喜び。ちょっとしたお土産にぴったりです!(300円)

HUNGRY MARKET(ショップ)でのお土産を購入

施設を出る前に立ち寄ったHUNGRY MARKETは、エリックカールのグッズを集めた専門店です。絵本はもちろん、ぬいぐるみ、タオル、食器、文房具など品揃えが豊富で、ついつい長居してしまいました。

私たちは「はらぺこあおむし」お箸と娘用の傘を購入しました。これから使うので、娘が喜んでくれるのか楽しみです!

これから訪問される方へ

あおむしのなりきりコーナーも

2歳の子どもと訪れる場合、以下のポイントがおすすめです:

  • 時間帯: 平日の開園直後(10時頃)がおすすめです。私たちが訪れたは休日だったので、かなり混雑していましたので、できれば平日がいいと思います。
  • 所要時間:私たちは約3時間滞在しましたが、昼食前にはちょうど良い疲れ具合でした。
  • 持ち物: 着替え、水筒、おやつは必須です。施設内にはドリンクバーがありますが、子どもが慣れた飲み物があると安心です(麦茶など子どもが飲めるものもありました)。また、靴下を忘れずに(アスレチックエリアでは必要)。
  • 服装: 動きやすい服装がおすすめです。特にアスレチックエリアでは、スカートよりもパンツスタイルの方が活動的に遊べます。
  • 年齢別のアドバイス: 2歳児は特に「みどりのめいろ」「お月さまエリア」「簡単なオートマタ」が楽しめる年齢です。アトリエでのワークショップも、親のサポートがあれば十分楽しめます。

まとめ

エリックカールパークへの訪問は、私と娘にとって特別な思い出となりました。絵本の世界に入り込んだような体験は、想像力を刺激し、親子の会話を豊かにしてくれました。特に娘が「みどりのめいろ」を何度も楽しんだ姿は忘れられません・・・!

次回は少し成長した娘とともに訪れ、また違った楽しみ方ができるんじゃないかなと思います!きっと年齢ごとに新しい発見があるはず。エリックカールパークは、子どもの成長とともに何度でも訪れる価値のある素敵な場所でした。

PLAY! PARK ERIC CARLE
住所:東京都世田谷区玉川2丁目21−1 二子玉川ライズ内(二子玉駅すぐ)
営業時間:10時〜20時
料金:2600円〜2800円(1歳以下無料)

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この記事を書いた人

れママのアバター れママ MamaTripp専属ライター

海外旅行が大好きな2歳女の子のママ。旅行ライターとして修行中。最近はポイ活とマイルでの旅にハマっている。次に行きたい国はドバイ。

Children:2022年〜 女の子1人
Home:東京都

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