ザ・リッツ・カールトン日光で味わう、非日常のぬくもり
「家族で、ちょっと特別な時間を過ごしたい」そんな想いから選んだのが、冬の日光・中禅寺湖。パパ・ママ、そして3歳の息子の3人でのお出かけです。宿泊先は、いつか泊まってみたいと憧れていたザ・リッツ・カールトン日光。
2月の冷たい空気と、美しく広がる雪景色に包まれて、心までふわっとほぐれるようなひとときを楽しんできました。
ザ・リッツ・カールトン日光ってどんなホテル?
ザ・リッツ・カールトン日光は、2020年7月にオープンした、栃木県・中禅寺湖のほとりに佇むラグジュアリーホテルです。
アメリカ発の高級ホテルブランド「リッツ・カールトン」(マリオット・インターナショナルグループ)による、日本国内で5軒目のリッツ・カールトンとして誕生しました。
和モダンな空間と自然の景色が調和し、非日常の癒しを体感できます。

子ども用アメニティやスタンプラリーなど、ファミリー向けの心配りも充実。スタッフの対応も丁寧で、子連れでも安心してくつろげる環境が整っています。
どうやって行く?ザ・リッツ・カールトン日光までの行き方
東京からは新幹線と車を利用して約2時間半と、アクセスも良好。今回は東京駅から東北新幹線で向かいました。グリーン車でゆったり移動できて、ちょっとした贅沢気分。

宇都宮からJR日光線に乗り換えて日光駅へ。駅からはタクシーに乗り、雪景色がだんだん広がってきて、到着する頃にはすっかり冬の世界。

今回宿泊させていただいたのは、「中禅寺湖ビュー・スイート」。
お部屋に入った瞬間、目の前いっぱいに広がる湖の絶景にうっとり…。来て早々、「来れてよかった〜!!」と心の中でガッツポーズ。

お部屋には専用のテラス席もついていて、中禅寺湖をまるで独り占めしているような気分に。…めちゃくちゃ寒いけど(笑)

お部屋のお風呂からも中禅寺湖が一望できます。

圧倒される自然美 ー雪の中で出会った「華厳の滝」
ホテルを出て向かったのは、冬の名所・華厳の滝。
ホテルからは子どもと一緒に歩いても15分ほど。うっすら雪が積もった道を歩くのは、ちょっとした冒険気分。滝の下まではエレベーターを使って降ります。チケットを買って乗るだけなので、小さな子どもがいても安心。
降りた先には、雪の中を流れ落ちる華厳の滝が!雄大な姿に、ただただ見とれてしまいました。

華厳の滝
住所:〒321-1661 栃木県日光市中宮祠2482
【エレベーターの営業期間・時間】
3月1日~11月30日:8:00~17:00
12月1日~2月28日:9:00~16:30
【エレベーターの料金】
大人:600円 小学生:400円
雪見露天風呂で、心までとろけるような時間
雪の中を散歩したあとは、お部屋で少し休んでから露天風呂へ向かいました。静かな廊下を進むと、ほんのりと硫黄の香りが漂い、やわらかな灯りに心が落ち着きます。

露天風呂への扉を開けると湯けむりの向こうに、雪がひらひら。「さむい〜!」と身を縮めていた息子も、お湯に浸かれば「あったかい〜」と、とろけるような笑顔に。
湯船から小さな手を伸ばして、降る雪をつかもうとしては「ちゅめたい!」と声を上げ、何度も嬉しそうに繰り返していました。
温泉だけじゃない!家族で楽しむホテルの魅力
お風呂でほっとひと息ついたあとは、夜の時間がゆっくりと始まります。
家族と過ごす、なんでもないけどちょっと特別な夜が、静かに流れていきました。
贅沢栃木の旬を味わう、贅沢な会席ディナー
夕食は、旬の食材を使ったコース料理。大人も子どもも楽しめる工夫がされていて、彩りも味も大満足でした。





雪のなかで笑顔が灯る。ホテルのサプライズ花火体験

夕飯を食べ終えると、息子が「花火いこー!」と大はしゃぎ。実は、土日祝日の夜7時15分からは、12歳までの子どもに花火を2本プレゼントしてくれるサービスがあるんです。
「真冬に花火?」とちょっと驚きましたが、「大雪でもやりますよ!」とスタッフさん。雪の中の花火なんて、なかなかできない体験ですよね。

冷たい空気の中、手にもった花火に息子はにっこにこ。いい思い出になりました。
食後の楽しみ。親子で味わうバーの特製ラーメン

そして夜、お腹が少し空いたタイミングで訪れたのがホテル内のバー。おなかが空いたタイミングって…さっきコース料理食べたのに、どれだけ食べるんや自分!
ここでいただいたのが、人気ラーメン店【AFURI】 とザ・リッツ・カールトン日光の共作「栃木柚子(ゆず)塩らーめん」。
ふわっと広がる柚子の香りに、ほっとするやさしい味。ちなみにこのラーメン、なんと一杯5800円!「一口いくらかしら」と震えながら、ありがたくいただきました。
旅の余韻にひたる2日目 ー朝の静けさと心のリセット時間
目覚めたら、窓の向こうに広がる雪景色。ゆったりした朝食時間や静かな湖畔の眺めに、心がすーっと整っていくのを感じました。旅の終わりが近づいても、癒しの余韻は続きます。
中禅寺湖を眺めながら、親子で味わう“お部屋モーニング”
朝食は窓の外に広がる雪景色を眺めながら、インルームダイニングでゆっくり朝食。
栃木の新鮮な野菜やお魚をたっぷり使った、ちょっと贅沢な朝ごはんボックスです。

パンは四角い食パンとクロワッサン、デニッシュの3種類。パン大好きな息子は「全部食べる!」と目をキラキラさせていました。

パワースポット「日光東照宮」で旅の締めくくり
旅の最後に訪れたのは、日光の代表的な観光スポット「日光東照宮」。

歴史に詳しくなくても豪華な建築と繊細な彫刻に目を奪われ、親子で楽しめる場所でした。

「あっ!おさる!」「ねこちゃんもいた!」と、子どもも大興奮。
境内を歩きながら、自然と気持ちが整っていくような不思議な感覚を味わいました。旅の締めくくりに、ぴったりの場所でした。
日光東照宮
住所:〒321-1431 栃木県日光市山内2301
【拝観時間】
4月1日 ~ 10月31日:9:00~17:00
11月1日 ~ 3月31日:9:00~16:00
【拝観料金】
高校生以上:1,600円
小中学生:550円
旅のハイライトが続々!心に残った親子のひととき
避暑地のイメージが強い中禅寺湖ですが、冬の景色も本当に美しかったです。静かで、空気が澄んでいて…まさに心が洗われる時間でした。
次の旅先に迷ったら、ぜひ候補に入れてみてくださいね。