数ある星野リゾートの施設のなかで、リゾナーレはファミリーやグループをターゲットにしたリゾートホテルです。「子どもも大人も楽しめる」をコンセプトにアクティビティが充実しており、敷地内外でさまざまなプログラムを楽しめるのが特徴です。
その中でリゾナーレ八ヶ岳は「ワインリゾート」というテーマを掲げており大人向けかと思われる人も多いかと思いますが、子連れファミリーにもピッタリなホテルです。特に、室内プール目当てに泊まりに行く人も多いのではないでしょうか。今日はリゾナーレの中でも人気が高い「リゾナーレ八ヶ岳」の宿泊レポートをお伝えします。
まず訪れたいピーマン通りでイベントに参加
リゾナーレ八ヶ岳と聞くと、まず思い浮かべるのはピーマン通り。 全長約150mの石畳の通りには両サイドにショップやカフェが立ち並びます。地元の生産者やクラフト作家が出店するマルシェが開かれ、地元の特産品や雑貨、飲食のブースが並ぶことがあり、歩いているだけでも楽しい通りです。ピーマン通りでランチや夕食をとったり、テイクアウトして部屋でゆっくり楽しむことも可能。
宿泊者以外の方の利用できるので、時間帯によっては混み合い、注意が必要です。
華やかな季節のイベントは見逃せない
季節ごとのイベントで華やかに彩られるピーマン通り。春には「回廊の花咲くリゾナーレ」としてリューリップをはじめ色とりどの花が楽しめます。各飲食店の花をテーマとしたメニューも必見。
ハロウィンやクリスマスにはライトアップも行われます。特にハロウィンは衣装を借りて子どもたちがピーマン通りを練り歩くイベントがあり、子どもたちの可愛い姿が見られますよ。

秋のワインフェスタは大人がウキウキするイベント。約200銘柄の山梨県産ワインが並び、試飲サイズからフルボトルまで購入可能。ワインに合う料理とともに、心ゆくまでワインを楽しめます。
室内プール・イルマーレで子ども大喜び

全天候型プール「イルマーレ」は大きく、泳ぐエリアと、遊具があるキッズエリア、カフェエリアに分かれています。

プールで遊んでいると、まるで浅瀬にいるような波がきて、動きがある水に子どもたちは大喜び。さらに10分に1回発生するビッグウェーブは大人もびっくりするほどの迫力です。私たちが宿泊した日は土日でそこそこ人がいたのですが、広いので「芋洗い」状態にはなりませんでした。
遊具エリアにはでこぼこが楽しいウォータースライダーをはじめ、噴水のような遊具がいくつかあり、じゃぶじゃぶ池のような感覚で遊べるエリア。

ウォータースライダーは「どきどきスライダー」(身長110cm以上、体重70kg以下)のスピード感満載のスライダーと、「でこぼこスライダー」(身長80cm以上)の2種が設置されています。

我が子は延々とスライダーを滑っていました。
見守っている大人は体が冷えてくるのですが、遊具エリアにはジェットバスがあるので、大人はジェットバスから見守れるのはとてもありがたかったです。
プールでの注意点

リゾナーレ八ヶ岳では子ども用・大人用の水着や、浮き輪のレンタルがあり、手ぶらで行くこともできます。
我が家は子どもの水着は持参、大人分はレンタルとしました。これは正解だったと思います。子ども分はサイズと子どもの好みを考えると合うものがない、となる可能性が高かったです。
また浮き輪のレンタル料も千円とそこそこするので、持参をお勧めします。空気入れもありますしこれもサイズや好みを考えると持参が安心です。もし借りるならフロントで借りておく必要があるのでご注意ください。
選択肢が多くて迷っちゃう。夜ご飯どうする?
リゾナーレ八ヶ岳の宿泊プランの大半は夕食がつかないため、敷地内のレストランに自分で予約したり、敷地外に食べにいったりする必要があります。
ビュッフェレストランをはじめさまざまな選択肢がありますので、いくつかピックアップしてご紹介します。
YYgrill(ワイワイグリル)

まずは、ファミリーには定番の選択肢のホテルのビュッフェレストラン。メイン料理を選択しつつ、多彩な料理を好きなだけ楽しむことができます。野菜を使った料理が多くて嬉しい!一品一品がどれも美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまいます・・・。

子ども用メニューや離乳食も用意されていて、子どもも大人も大満足です。家族で好きなものが違う、ご飯のことをいろいろ考えるは大変という方はYYgrillを選べばまず間違いありません。オンラインや電話で事前予約ができるので、時間帯の希望などあれば予約しておく方が安心ですよ。

OTTO SETTE
記念日の宿泊だったり、フォーマルな雰囲気で食事を楽しみたい場合はぜひOTTO SETTEをチョイスして。OTTO SETTEは、八ヶ岳の野菜と、ワインを楽しむレストランとして圧倒的支持を誇ります。宿泊者のみ利用できるので、せっかくならばと選ばれる方も多いようです。パリの三つ星レストランで長年勤務経験があるソムリエが料理にマッチする最高のワインを選んでくれます。
子どものメニューは7~11歳向け、4~6歳向けと分かれています。もちろんこちらにも離乳食の用意があり、子連れでも気後れすることなくコース料理をいただけるのは嬉しいですね。
ピーマン通り内
先ほども記載したとおり、ピーマン通りにも飲食店があるので、ここで夕食をとることもできます。おすすめの店舗をご紹介しますね。
VINOTECA(ヴィノテカ)
カジュアルなイタリアンレストランで、ワイン好きの方は要チェックです。ピザやパスタなど子どもが食べやすいメニューが揃っています。テイクアウトも可能です。
清里ハム リゾナーレ店
「清里ハムは、自家製ハムやソーセージを使ったカレーやピザが人気。お子様メニューやテラス席もあり、家族で気軽に楽しめる子連れにおすすめのレストランです。
近隣のレストラン
少し気分を変えて、タイ料理のチョイスなんていうのもおもしろいかもしれません。五五吉食堂(ごごきちしょくどう)はリゾナーレ八ヶ岳から徒歩6分ほどの場所にあるタイ・ベトナム料理のレストラン。
店内は広く小上がり席や子ども用チェア・カトラリーもあり、野菜たっぷり・辛さ控えめのメニューも多く、家族でゆったり食事できるのが魅力です。
スキーも手ぶらで?!スキーアクティビティに挑戦
我が家は冬に訪れ、子どもたちは初めてスキーを体験しました。子どもにスキーをさせることが、今回の宿泊の目的の1つでした。
スキー旅行は荷物が多いというイメージがありませんか。板やウェアは借りれるところが多いですがデザインを選べないことが多く、さらに小物は持参が必要というケースの方が多いです。

リゾナーレ八ヶ岳はゴーグル、ニット帽や手袋に至るまでレンタルすることができますので、一般的なスキー旅行と比べると圧倒的に準備が少なくて済みます。しかもレンタル料は、宿泊者は無料というから驚きです。
スキーにいく前日にウェアなどを選んでおき、翌日は朝からリゾナーレ八ヶ岳から近いスキー場、富士見高原スキー場へ。宿泊者限定のホテルから無料送迎シャトルバスが運行されているので楽々行くことができます。
スキーを目的にしていたものの、残念ながら子どもが嫌がってしまったので急遽ソリ遊びタイムとなりました。大きな傾斜に大喜びで何度も滑っていました。

もっと手軽にスキーを楽しみたい場合は、リゾナーレ八ヶ岳内の特設エリアで超初心者向けのレッスンアクティビティがある場合もありますのでチェックしてみてください。
まとめ

リゾナーレ八ヶ岳ではここには書ききれないほどのアクティビティが充実していて、しかも小さな子どもだけではなく大人も楽しめるものが多彩にあります。どの季節に訪れても魅力がありリピーターも多い宿泊施設ですが、特にこれからはハロウィン・クリスマスとイベントが盛りだくさんなので、おすすめのシーズンに突入します。
ぜひリゾナーレ八ヶ岳で、美味しい食事、プール、アクティビティをエンジョイしてくださいね。