はじめに:親も子も楽しめるリゾートを探して

子連れ旅行ではいつも「子どもが楽しめるか」「親はリフレッシュできるか」の両立に悩みます。今回、2歳の娘を連れて訪れたのは北海道の クラブメッド・キロログランド。
“オールインクルーシブ”で食事やアクティビティ、子どものプログラムまで揃っていると聞いて選びました。4泊のうち2日間は娘をプティクラブに預け、私たち夫婦も思い切りリゾートを体験できました。
クラブメッド・キロロとは?
クラブメッド・キロロは札幌から車で約90分、小樽からは1時間弱。冬はスキーリゾートとして有名ですが、夏は緑豊かな山々に囲まれ、自然とアクティビティを満喫できます。
「Kiroro Grand」と「Kiroro Peak」の2つの施設があり、今回はファミリー向けに最適な「Kiroro Grand」に宿泊しました。(Peakは12歳未満は宿泊不可、冬のみ営業となります)
チェックインと客室

到着すると、ロビーには各国から集まったスタッフ(GO)が笑顔で迎えてくれます。まるで海外に来たような雰囲気ですが、日本人GOも多く、日本語で安心できるのもありがたいところ。

部屋の鍵はブレスレットタイプ。常に腕につけっぱにできるので、便利です。

お部屋は「ファミリースーペリア」に宿泊。荷物を広げても十分余裕がありました。子どもがゴロゴロ転がれるスペースがあるのはファミリーにとって大きな安心感です。


ソファもベッドとしてセッティングされており、子ども1人と大人2人には十分なサイズ感。

アメニティやシャンプーなども揃っており、家からの持参も不要です。我が家は利用しませんでしたが、浴衣もありました!
また、シャワー室も十分な広さ。キロログランドには源泉掛け流しの温泉施設があるので、あまり利用しませんでした

食事もオールインクルーシブで大満足
食事はすべてビュッフェスタイル。北海道らしい新鮮な魚介やジューシーなお肉料理、子どもでも食べやすいパスタやカレーなど、幅広いラインナップに驚きました。ライブキッチンではシェフがその場で焼きたてを提供してくれ、思わず何度もおかわり。



娘にはキッズコーナーのメニューがちょうど良く、いつもより食が進んでいたのも印象的でした。ドリンクやデザートも充実していて、「今日は何を食べよう?」と毎回の食事がイベントのようでした。
子ども用のビブ、お皿、ハイチェアなどももちろん完備。ホテルの方が持ってきてくださいます。


大人だけの時間でアクティビティ体験
プティクラブに娘を預けられたことで、私たちは大人向けアクティビティを存分に楽しむことができました。
マウンテンボード

芝生のゲレンデを専用ボードで滑り降りるマウンテンボードは、初めての体験。最初はバランスを取るのが難しく、スピードに少しひやりとしましたが、インストラクターの声かけでコツをつかむと風を切る爽快感が一気に増しました
青空の下で緑の斜面を滑る感覚は、まさに夏のリゾートならでは。
マウンテンバイク

次に挑戦したのはマウンテンバイク。緩やかなコースからスタートし、林の中の小道を駆け抜けると、ひんやりとした木陰の風が心地よく、自然に体が軽くなっていきます。インストラクターが先導してくれるので迷うこともなく、普段のサイクリングとは一味違う“冒険感”が味わえました。
テニス
クラブメッドといえばスポーツ。テニスは初心者にも丁寧にフォームを教えてもらえるので安心でした。少人数でのレッスンだったため、サーブやラリーの感覚をじっくり練習でき、短時間でも「少し打てるようになった!」という手応えがありました。普段運動不足の身としては、久しぶりに汗をかいてリフレッシュできました。
レッスンは初心者と中級者向けがあります。どちらも楽しく教えてくださいます!
ゴルフレッスン

ゴルフのレッスンは打ちっぱなしのような形式。クラブを握るのは久々でしたが、インストラクターの一言アドバイスでスイングがぐっと安定。打球がまっすぐ飛んだときの爽快感は格別で、思わずもう1球、もう1球と夢中になってしまいました。
プティクラブ体験(子ども向け)
2歳の娘はプティクラブを2日間フルで利用しました。最初は少し緊張していましたが、GOたちが名前を呼んで迎えてくれたおかげで、すぐに遊びに参加。お絵描きや水遊び、工作などを楽しんだようです。

特に印象的だったのは、バイリンガル環境の中で英語の歌や掛け声に自然に反応していたこと。日本語で安心を得ながら、英語で新しい刺激を受けられるのは、このリゾートならではだと思いました。
また、GOによるのかもしれませんが、今回利用した際は、ご好意で娘の写真をたくさん撮ってくださり、後でいただくこともできました!
娘がどのように過ごしていたのか気になっていたので、嬉しかったです!
スタッフ(GO)の魅力

クラブメッドの最大の魅力は、やはりスタッフ(GO)の存在です。国籍も言語もさまざまなGOが、常に笑顔でフレンドリーに接してくれる。食事のときに名前で呼んでくれたり、アクティビティのあとに「どうだった?」と声をかけてくれたり。まるで家族の一員になったような温かさを感じました。
レストランでの食事も、相席をお願いされることがあります。我が家は、昼と夜は、海外出身のGOと一緒に食事を楽しみました。
娘のこともかまってくださったり、少しの間見てくださったり等、大助かり笑
また、英語でのコミュニケーションなので娘も興味津々でした!
キロログランドならではの温泉施設で疲れを癒す
世界中にあるクラブメッドの中で、温泉施設があるのがトマムとキロログランドだけだそうです!
アクティビティ等で汗をかいた後は、温泉に直行し、ゆっくりした時間を過ごしました。

まとめ

クラブメッド・キロログランドでの4泊5日は、親にとっても子どもにとっても忘れられない時間となりました。娘はプティクラブで安心して遊び、私たちはスポーツやリラックスを存分に楽しむ。
「家族一緒にいながら、それぞれの時間も持てる」――それがクラブメッドならではの魅力だと思います。
夏の北海道で、自然に囲まれながら思い切り遊び、食べ、休む。そんな贅沢な体験を求める方には、クラブメッド・キロロを強くおすすめします!