はじめに|「どこそれ?」と思っていた瀬良垣が、家族の思い出スポットに
「瀬良垣(せらがき)ってどこ?」─ それが沖縄旅行を計画していたときの正直な第一印象でした。ところが実際に訪れてみると、静けさと自然の豊かさ、さらに子連れに優しいホスピタリティに感動!
今回は、沖縄・恩納村にあるハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄での滞在体験を、2歳児を育てるママ目線でご紹介します。
ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランドってどんなホテル?

ここは、海と空に抱かれた小さな島まるごとがホテルの庭。
橋を渡った瞬間、潮の香りと非日常のワクワクが一気に押し寄せてきました。
プライベートアイランド気分を味わえる立地
敷地は瀬良垣の小さな島全体。橋を渡る瞬間から非日常のスイッチがオンになります。まるでプライベートアイランドのような特別感たっぷりのホテル。それが「ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド」です。
ホテルの敷地は広く、「アイランドサイド」と「ビーチハウスサイド」 の2エリアに分かれています。
「アイランドサイド」 は 360°海に囲まれた9階建てメイン棟。ロビーを抜ければインフィニティプールやレストランがすぐ目の前で、まさに“ここにいるだけで非日常”なリゾートを体験できます。
「ビーチハウスサイド」 は本島側に佇む低層棟。キッチン付きの広々客室とコインランドリーを備え、暮らすように滞在したいファミリー向けのお部屋です。
今回わが家は、アイランドサイドへ宿泊させていただきました。
ファミリー向け客室と無料ベビー備品

お部屋は全体的に広めで、清潔感も抜群。全室オーシャンビューのバルコニー付きで、青い海を一望できます!
ベビーベッドやベッドガード、ベビーカーなど、小さな子ども連れに嬉しい備品も無料で貸しがありました。ただし数に限りがあるため、事前予約がおすすめです。
子どもに必要なものがしっかり揃っている安心感は、旅先で本当に心強いポイントですよね。
アクセス情報
那覇空港から車で約60分。リムジンバスも運行していて、ホテル目の前に停まってくれるので荷物が多い子連れには助かります。
我が家はレンタカーを利用したのですが、ホテル敷地内に無料の駐車場があるので心配ありません。空港からの移動中には沖縄の美しい海沿いの景色が広がり、移動時間すら旅の一部として楽しめました。
ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄
住所:〒904-0404 沖縄県国頭郡恩納村字瀬良垣1108
電話番号:098-960-4321
海もプールもすぐそこに。親子でたっぷり遊べる水辺の楽園
ホテルを一歩出れば、目の前には透明度抜群のビーチと2種類のプールが広がり、移動の手間なく遊び場をチェンジできるのが最大の魅力です。
潮風を感じながら砂浜で貝殻を集めたり、プールで思い切り水しぶきを上げたり。気分に合わせて自由に行き来できるので、子どもも大人もワクワクが止まりません。
プライベートビーチが想像以上にきれい&遊びやすい
ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄の目の前に広がるビーチは、まるで絵葉書のような美しさ。有料ですがパラソルの貸し出しもあり、日差しが強い日でも安心です。
透明度の高い海では小さな魚たちが泳ぐ姿を間近で見ることができ、息子も大喜び!

波も穏やかで浅瀬が続いているので、安心して水遊びを楽しめました。
砂浜はサラサラで裸足で歩くのが心地良く、家族でのんびりとした時間を過ごすのに最適です。「あしびー」というキッズエリアでは、砂遊びセットの貸し出しもありました。

子どもと過ごすプールタイムが最高すぎた!
ハイアットリージェンシー瀬良垣には個性の違うプールが二つあります。インフィニティになっている「ラグーンプール」は、水面が水平線とつながるような開放感が魅力。水深が徐々に深くなる大人用プールだったため、今回は眺めるだけでしたが、デイベッドも多くリゾート気分満点でした。

一方、私たち親子がたっぷり遊んだのは城壁をイメージした「グスクプール」。水深40 cmのキッズゾーンにはカラフルなボールが流れてきて、2歳の息子はキャッキャと大喜び。

プールサイドにはパラソル付きチェアが並び、タオルの貸し出しもあります。
ただし浮き輪やアームバンドの貸し出しはなかったので、愛用グッズがある場合は持って行った方が安心そうです。
利用時間は9時〜20時でチェックイン当日から使えるのも嬉しいポイント。更衣室が近くベビー用オムツ替えシートも完備されているため、着替えもラクラクでした。
どちらのプールも温水で通年利用できるので、どの季節でも利用できます。
子連れでも安心!食事タイムも楽しいホテルのレストラン
小さな子どもとの沖縄旅行では、ホテルでの食事時間も心配の種ですよね。
今回宿泊したハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄のレストランでは、子連れでも安心して美味しい食事を楽しむことができました。ここでは実際に利用した、2つのレストランでの子連れ食事体験をご紹介します。
海風を感じるオールデイダイニング「セラーレ」


到着して荷ほどきをする間もなく、小腹が鳴った私たちが向かったのは、ロビーと同じフロアにあるオールデイダイニング「セラーレ」。海を望む大きな窓から差し込む光が心地よく、カジュアルだけれど洗練された雰囲気です。
旅のスタートに選んだのはホテル特製ハンバーガー。ふわふわのバンズとジューシーなパティ、たっぷりの島野菜が重なった一皿は、想像以上のボリュームで大人も大満足でした。キッズメニューにはミニサイズのバーガーやポテト、温かいスープがあり、偏食気味の2歳息子もパクパク。ベビーチェアやカラフルな子ども用カトラリーをすぐに用意してくれるスタッフの気遣いに、長旅の疲れがふっとほどけました。
翌朝もセラーレで朝食ビュッフェを利用。目の前で焼き上げてくれるオムレツステーションや、ニンジンしりしり、ゴーヤチャンプルーなどの沖縄料理コーナーは大人のワクワクポイント。

一方で、子どもでも食べやすいサイズのパンケーキやフルーツ、ヨーグルトが並び、「自分で選ぶ」楽しさに息子は大興奮。広いテーブル間隔とゆったりしたソファ席のおかげで、多少子どもが動いても周囲を気にせずに食事を楽しめました。
炉端ダイニング「シラカチ」|炭火香る島食材ディナー&夕日絶景スポット
夕食は、落ち着いた大人の雰囲気漂う「シラカチ 炉端」で炭火焼きを堪能。カウンター越しのオープンキッチンでは、シェフが島野菜や黒毛和牛を丁寧に炙り、香ばしい音と香りが食欲をそそります。


ほくほくに焼かれた島野菜、じゅわっと旨みがあふれる黒毛和牛ステーキ。どれも素材の甘みが際立ち、思わず「おいしい…!」と声がもれました。息子にはお出汁が優しいアーサ入り沖縄そばを注文。

つるんとした麺と磯の香りに「もっと!」とおかわりコールが止まらず。
旅先で新しい味に出会えたことが親としても嬉しい経験になりました。こちらのレストランもキッズチェアや子ども用取り皿等の用意もスムーズでありがたかったです。

食後は、レストラン前に広がる屋外ラウンジへ。海風を感じる席に座ると、水平線へ沈む夕陽が視界いっぱいに。

刻々と変わる空のグラデーションに、息子も「オレンジ色のお空きれいだね」とうっとり。サンセットを逃したくない方は、日没予定時刻の約90分前にディナーを予約しておくのがおすすめ。食後に席を移動しても十分にマジックアワーを堪能できますよ。
まとめ|「行ってよかった」が心から言える家族旅
子育てを頑張っているママにとって、家族旅行はつい自分を後回しにしがち。
でも、ハイヤットリージェンシー瀬良垣アイランドは、海・プール・美味しい食事が全部そろっていて、ママ自身も『また来たい』と胸が高鳴る体験でした。
背伸びしすぎないラグジュアリーなホテルは、初めてのリゾートにも最適。
さあ、次の旅のカレンダーに、瀬良垣をそっと書き込んでみてください。