2025年、世界中の注目を集める「大阪万博」がついに開催されます!
大阪万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。このテーマのもと、各パビリオンでは、子どもたちが未来への希望や夢を育むことができるような展示や体験が用意されています。
特に子ども連れのご家族にとっては、特別な体験ができること間違いなし!今回は、大阪万博の中でも特に子どもと一緒に楽しめるパビリオンをご紹介します。一生に一度の大イベントを、ぜひ子どもたちと一緒に満喫しましょう!
パナソニックグループパビリオン「ノモの国」

パナソニックが提供する、パビリオン「ノモの国」。「こころの冒険」をテーマに、子どもたちが主人公となり、自分を信じる力や一歩を踏み出す勇気を育む物語体験を提供します。
パビリオン名: ノモの国
コンセプト: 「解き放て。こころと からだと じぶんと せかい。」
タグライン: 「Unlock your nature」
テーマ: 生きとしいけるもの・万物の内側にある“つながり”を表現
「モノとこころは写し鏡」?
「ノモの国」の根底にあるのは、「モノとこころは写し鏡のような存在である」というユニークな考え方。パビリオンでは、来場者が自身の感性に気づき、想像力を解き放つ体験ができるように、様々な工夫が凝らされています。
普段、私たちは周りのモノに囲まれて生活していますが、それらが自分の心を映し出す鏡だなんて、考えたこともなかったかもしれません。でも、「ノモの国」での体験を通して、モノと自分の心のつながりに気づき、新たな発見があるかもしれません。
地球にも優しいパビリオン
「ノモの国」は、資源循環やカーボンニュートラルへの取り組みを重視し、環境に配慮した建築と展示を目指しています。地球に優しい素材や技術がどのように使われているのか、実際に見て、触れて、感じることができます。
特に注目したいのが、ARを用いた「マテモンさがしの冒険」!パビリオン内に隠された「マテモン」と呼ばれるARキャラクターを探しながら、環境に優しい材料やエネルギーの技術を学ぶことができます。子どもたちは、ゲーム感覚で楽しみながら、地球の未来について考えるきっかけになるのではないでしょうか。
電力館
電気事業連合会が提供する「電力館」は人にとってなくてはならない、エネルギーをテーマにしたパビリオン。
パビリオン名:電力館 可能性のタマゴたち
コンセプト:
- カーボンニュートラルのさらにその先を見据え、社会の基盤を支える電力業界ならではの視点で未来社会を描く
- エネルギーに関する“可能性のタマゴ”を数多く体験することで「エネルギーの可能性で未来を切り開く」ことを感じてもらう
テーマ:エネルギーの可能性で未来を切り開き、いのち輝く社会の実現へ
世界でここにしかない!タマゴ型デバイスでエネルギー体験
電力館パビリオンの目玉は、「タマゴ型デバイス」を使ったエネルギー体験です。来場者は、このデバイスを使って、みんなで動いたり、タッチしたり、音や光に包まれたりしながら、未来を切り開くエネルギー技術に触れることができます。
ゲーム感覚で楽しめる体験を通して、子どもから大人まで、エネルギーの可能性を体感し、未来へのワクワク感を共有できます。
自然と調和する美しいタマゴ型の外観
パビリオンの外観は、様々な形の平面を組み合わせた「ボロノイ構造」を採用した、ユニークなタマゴ型です。外側を覆うシルバーの膜は、様々な角度から光を取り込み、天候や時間帯によって多様な表情を見せます。
住友館

住友館パビリオンは、住友グループが保有する「住友の森」をテーマに、自然と人とのつながりをテーマにした施設です。
パビリオン名:住友館
コンセプト:さあ、森からはじまる未来へ。
テーマ:「UNKNOWN FOREST」
「ランタン」を持って森を探検!
来場者は、「ランタン」を手に、森の中を自由に探索できます。ランタンは、森の声を聞いたり、生き物たちの物語を覗いたりするための特別なアイテム。
ランタンをかざすと、普段は見えない森の姿が現れ、まるで森と会話しているかのような不思議な体験ができます。
「植林体験」で未来の森を育てる
住友館パビリオンでは、来場者が参加できる「植林体験」も実施されます。自らの手で苗木を植えることで、森の成長を感じ、自然の大切さを改めて認識できるでしょう。
この植林体験で植えられた苗木は、パビリオン建設で伐採された山の再生に活用される予定です。
いのちの遊び場 クラゲ館

シグネチャーパビリオンの一つのクラゲ館は大人も子どもも楽しめる工夫がたくさん。命はなにか?という尊いテーマを考えるきっかけにも。
パビリオン名:いのちの遊び場 クラゲ館
コンセプト
- 漂うクラゲの神秘のような、言葉で説明しきれない何かがもつ魅力を表現し、いのちや創造性を象徴する。
- 多くの人々、多様な個性が、いのちやみらいにそれぞれの想いを馳せ、重なり合い、クラゲ館は誕生する。
- 余白や揺らぎを持つ本パビリオンは、会期中の活動により更に成長し、人々の創造性がますます発露する場へと進化し続ける。
テーマ:いのちを高める
クラゲのような不思議な空間で、五感を解放!
クラゲ館のテーマは、「いのちを高める」。クラゲのように漂う、言葉で説明しきれない魅力的な空間で、来場者は思いっきり体を動かし、五感を解放することができます。
パビリオンの中央には、4,600本以上の木材で作られた巨大なモニュメント「創造の木」がそびえ立ち、その周りには、土手の様な遊び場「プレイマウンテン」や、不思議な楽器、アート作品などが点在しています。
シグネチャーパビリオン「Better Co-Being」

会場の中央に位置する森に佇むパビリオン。都会の喧騒から離れて、子どもと自然を感じながら、楽しむことができます。
パビリオン名:Better Co-Being
テーマ: いのちを響き合わせる
コンセプト:
- 経済中心だった世界から、環境、人権、健康、平和、教育など、多様な「いのち」の軸へと転換する現代において、新しい世界を共に創る体験を提供する。
- 多様な「いのち」が響き合い、共鳴する「human Co-being」へと繋がる体験を通じて、一人ひとりが輝く未来を目指す。
万博会場中央の「静けさの森」で、自然と「いのち」を感じる
パビリオンは、万博会場中央の「静けさの森」に位置し、自然との調和を重視した空間になっています。都会の喧騒から離れ、静かで穏やかな森の中で、自分自身と向き合い、「いのち」の繋がりを感じてみましょう。
要注意!パビリオンへの入場は予約は必須!
大阪万博では、来場者の安全かつ円滑な移動を目的として、入場チケット購入後、来場日時の事前予約と、パビリオン・イベントの事前予約制度が導入されています。今回紹介したパビリオンは全て予約が必要です。
パビリオン・イベントの事前予約には、以下の3つの機会があるので、チケット購入後は忘れずに申し込むようにしましょう。
- 2か月前抽選
- 来場日の3か月前から2か月前の前日まで申し込み可能です。
- 2か月前から順次、当選通知が行われます。
- 7日前抽選
- 来場日の1か月前から8日前まで申し込み可能です。
- 7日前から順次、当選通知が行われます。
- 空き枠予約(先着)
- 来場日の3日前から前日の午前9時まで、先着順で予約を受け付けます。
また、事前予約分に加えて、当日入場後には、当日登録枠を利用して予約することも可能です。
まとめ
一生に一度かもしれない、万博が大阪にやってきます。
大人も子どもも楽しめるパビリオンを予約して、大阪万博を心から楽しみましょう!