「オープンコンセプト」の先駆けとして有名なシンガポール動物園。一度は行って見たい、子どもを連れて行きたいという人も多いのではないでしょうか。
シンガポール動物園の特徴は、極力人と動物を遮るものがなく、より自然に近い状態の動物たちを見ることができることです。
シンガポール動物園は広大な敷地に多種多様な動物がいるうえ、ショーやごはんの時間などを考えると、半日、場合によっては丸一日必要なほどです。ただ、頻繁に行ける場所でもないため、わたしたちは「シンガポール動物園」に加え、隣接している「リバーワンダー」「ナイトサファリ」の3つを1日で回りました。3つ以上の園を回るのであれば、下調べとシュミレーションが非常に重要です。
実際にシンガポール動物園に行ってみてわかったこと、抑えるべきポイントなどお伝えできればと思います。
住所:80 Mandai Lake Rd, Singapore 729826, Singapore.
営業時間:毎日 8:30 ~ 18:00(最終入園17:00頃)
チケット:大人(13歳以上):S$49、子ども(3〜12歳):S$34、幼児(3歳未満):無料
※オンライン購入で割引あり。
※複数パーク共通チケット(例:ナイトサファリなどセット)は S$128〜 程度
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シュミレションを十分に 実際のスケジュールを公開
シンガポール動物園の広さを考えると、見て回るのに十分な時間を取りたいところです。可能なら8時30分の開園と同時に入ることをお勧めします。
そして、絶対見たい動物がどこにいるかマップで確認して、回る方向は時計周りか反時計回りか検討しましょう。我が家はトラムも駆使しながら反時計回りで回ることにしました。

入場から割とすぐに見れるライオンやシマウマ(本当に柵がありません!)を見つつ、トラムに乗車。開園してすぐのため、全く待つことなく乗れます。トラムはお昼頃になると乗るのに並んでいました。

奥の方まで行って、爬虫類館に寄ります。爬虫館の入り口で給水機を見つけました。シンガポール動物園の中には何ヶ所か給水機があり、無料で水を足すことができます。日差しが強いところを歩くため水分必須。とても助かりました。

爬虫類館から少し奥に進むと遊具・お土産ショップエリアを発見。また、ケンタッキーもあったので、少し早めのランチをとることにしました。 8時半に入場して、この時点で10時半ごろ。まだ半周もしてません。

偶然のランチタイムでしたが、結果的にここでランチを取ったのは正解でした。動物園内にあるレストランや入り口外のフードコートは、お昼時にはとても混んでいました。


再度トラムに乗りコモドドラゴンへ。すごい迫力ですが、のっそり動いている様子は少し可愛い。その後一番奥にいるゾウは諦めつつお目当てのヒクイドリやマレートラを見て、最後にショップに寄り13時30分ごろフィニッシュ!

ランチやお土産購入も含めて約5時間滞在したことになります。
すべてを見ることはできませんでしたが、見たい動物はミッションクリアできて満足できました。ショーは時間が合わず断念したので、ショーを見ていたらもう少し長く滞在していたと思います。
やはりお昼前からトラム、ショップ、レストランが混み出したので、朝から動き出すのがとっても大切です。
ちなみにショップは、入り口を入ってすぐに大きなショップがあり、ぬいぐるみや雑貨、お菓子などほとんどのアイテムが網羅されています。
ケンタッキー近くのショップはキッズ向けのものがあったり、ところどころ小さなショップはありますが、基本的には出入り口のショップでまとめて購入できます。
シンガポール動物園のごはん事情
園内・園外を含めてレストランは複数ありますが、詳細を把握していないと「並ぶ」「売り切れる」「子どもが好きなメニューがない」などのリスクが。少しでもスムーズに回れるように、ごはん事情についても事前の情報収集が欠かせません。
朝ごはんも込みでレジャーに
シンガポール動物園には「Breakfast in the Wild」という、動物と一緒に朝食を取ることができるプログラムがあります。

会場はシンガポール動物園内にあるビュッフェスタイルのレストランで、ローカルフードや世界各国のメニューが揃います。動物と写真を撮ることもできるので、特別な思い出になりますね。
園外にはフードコートも
ランチをするなら、いくつか選択肢があります。
シンガポール動物園の入り口前にはフードコートがあり、そこで食事をとることもできます。再入場可なのでフードコートでお昼ごはんを食べて動物園を再開することもできますが、歩く距離が増えると疲れてくるので、回り方はよく検討した方が良いかと思います。

フードコートにはローカル系のお店が何店舗かあり、席さえ確保できれば比較的良心的な価格で食べることができます。ハーゲンダッツなどのスイーツのお店やリバーワンダー側にはスタバもあるので小休憩もできますよ。
リバーワンダーとナイトサファリに行く場合
シンガポール動物園はリバーサイドサファリ、バードパラダイス、ナイトサファリが隣接しています。1日で4つ回ることも、体力さえ許せば時間的には可能だと思います。

我が家は今回のシンガポール旅行が動物園メインだったこともあり、シンガポール動物園、リバーワンダー、ナイトサファリを回りましたが子どもの体力は正直ギリギリだったと思います。でも、やっぱり3つ回って良かったです。
リバーワンダー
シンガポール動物園を回ったあとは、休憩を挟まずリバーサイドサファリに向かいました。リバーワンダーは動物園と水族館のいいとこどりのような施設。
リバーワンダーは途中のショートカットコースがなく、一度入ると一周するという覚悟でいたほうが良いです。所要時間はだいたい2時間〜3時間くらいです。

アマゾンリバーのエリアにはトロッコがあり、トロッコに乗りながら動物を観察できて子どもたちは「遊園地のジェットコースター見たい」と大はしゃぎでした。(実際には、速度はかなりゆっくりです。)
別料金ですがアトラクションみたいで子どもも喜ぶし、大人は座れて休憩も兼ねれるので、ぜひ乗ってみてください。
ちなみに我が家が行った時期は2月で中国の旧正月シーズン。中華系の観光客の方が多く、パンダが大人気でした。

ナイトサファリ

ナイトサファリのチケットは入場時間指定制になっていますが、全く意味をなしていませんでした(笑)。つまり、どんな時間指定のチケットを持っていても開園同時に入れる可能性が高く、できれば開園後すぐに入れるようにしておくのがオススメです!
ナイトサファリはトラムに乗って回る方法と、歩いて回る方法(トレイル)があります。
我が家は少しスタートが出遅れてしまい、トラム待ちがすごい列になってしまっていました。

トラムとトレイルでは出会える動物が違うので、どういうルートで行きたいかしっかりプランを練りましょう。
ナイトサファリでは、より活発な動物の姿を見ることできます。子どもが可愛いカンガルーに釘付けでした!


まとめ
繰り返しになりますがシンガポール動物園はとても広いです。何度もマップを見て、必ず行きたいスポットをおさえたり、どこでごはんを食べるかなどシュミレーションすることが旅の成功のコツです。
また、長時間暑い外にいることになるので、暑さ対策万全で行くこと、無理のないスケジュールを組むことも大切。シンガポール動物園は大人も興奮し、楽しめるところなので、ぜひ親子で素敵な思い出を作ってくださいね。






