PICA初島宿泊レビュー 首都圏からアクセス抜群のグランピング

目次

はじめに グランピングとは

多くの人が、グランピングというキーワードを一度は耳にしているのではないでしょうか。

コロナ禍で人気が高まったグランピングは、グラマラスとキャンプを組み合わせた造語。車や、専門的な道具がなくても気軽にアウトドアを楽しめるとして、年々ニーズが高まっています。

なかでも株式会社ピカが運営するPICAリゾートは、関東を中心にグランピング施設を展開しており施設やサービスの充実度で人気です。

今日はその中から、家族旅行にピッタリな「PICA初島」をご紹介します。

PICA初島の魅力

初島は東京から熱海まで新幹線で40分、熱海からフェリーで30分とアクセスが良く、首都圏から一番近い離島として知られています。

初島港から徒歩10分程度の場所に位置するPICA初島は、南国リゾートに来たかのようなエキゾチックで開放感あるグランピング施設。

ラグジュアリーな雰囲気満載のヴィラは、着替えさえあれば良い、くらい特別な持ち物は不要です。今回わたしは、6歳、3歳の子どもと一緒にアイランドヴィラプレミアに宿泊したので、その様子をレポートします。

思わず感嘆の声が漏れるほど、ラグジュアリーなリゾートヴィラ

「海と風」をコンセプトにしたこちらのヴィラは、シングルベッドとソファベッド合わせて6名まで宿泊可能です。5mほどある天井ではシーリングファンが回り、異国に来たような雰囲気にワクワクします。

設備面も申し分なく、脱衣所、お風呂、キッチンがすべて独立していて使いやすい!洗面台は2つ完備で、キッチンには1口コンロがあり、万が一の悪天候でも室内で食材の温めが可能なので安心です。

ちなみに食器はスノーピークのものが揃えられています。

ヴィラ同士がゆとりがある配置でプライベート空間が確保されているので、子どもたちはテラスに設置されたハンモックに乗ったり、芝生で遊んだり自由に過ごしていました。

波の音を聞きながら優雅にいただくBBQ

PICA初島は2食付プランのため、手ぶらで訪れることができます。食材はサーロインステーキや海老のローストと、とても豪華。ガス式のBBQグリルが各ヴィラに設置されていて、キャンプ初心者も安定した火で調理することができるので安心です。

我が家は食材を追加しなくてもお腹がいっぱいになりましたが、オプションで食材を追加することもできます。

また、ドリンクはフロントで購入することも可能です。食材は時間になるとスタッフさんが持ってきてくれるので、それまではのんびり過ごしてください。

まるで海と一体化!宿泊者特典もある海泉浴は入浴必須

敷地内には銭湯施設があり、内風呂・露天風呂を楽しむことができます。

露天風呂はまるで海とひと続きしたような景色で圧巻です。こちらの温浴施設は宿泊者は利用料無料。そして早朝に入れるのは宿泊者だけという特典付です。

早起きをして、子どもと一緒に朝のお散歩ついでにお風呂、なんていうのも楽しいですよ。子どもたちは散歩中に見れた朝日に感動していました。

PICA初島のヴィラには基本的に浴槽、またはシャワーが設置されているので、共用のお風呂にいくのが難しい場合でも大丈夫です。

ただし、「アイランドオーシャンヴィラ」にはトイレ・お風呂ともにヴィラには付いていないので、ご注意ください。

実は見どころ、遊びどころも満載!初島の観光スポット

初島の魅力の一つには、島内に楽しめる観光スポットが多くあること。アクティブに過ごしたい派も、静かな時間を過ごしたい派も満足できるような、島全体が観光スポットでもあるのです。特にオススメの3つをピックアップしました。

​​3歳から楽しめるアドベンチャーアイランドVOTAN

体をたくさん動かしたいキッズにおすすめのアスレチックパーク。巨大なくもの巣や難波船に模した大型の遊具が、子どものテンションを上げます。

大型遊具とはいえ未就学児でも安全に遊ぶことができるので、小さい子ども連れにおすすめのスポットです。1時間ほど滞在したら十分満喫できると思います。うちの子はちょうど対象年齢だったこともあり、難しすぎることなく楽しんでいました。

よりスリルを、より達成感を得たいならSARUTOBI

さらに本格的なアクテヴィティに挑戦した場合は、SARUTOBIへGO。こちらの対象年齢は5歳~ですが、大人でも十分満足できるほど本格的なアスレチックです。

初級と中級で複数のコースがあり、最後に待つ40mのジップラインでは熱海や三浦半島の景色を楽しむことができます。スリルを楽しみたい人におすすめです。

島の漁師が営む食堂街で、新鮮な海の幸に舌鼓

地元の漁師さんたちが朝獲ってきたばかりの新鮮な海鮮をいただけるスポットが、初島港からすぐの場所にあります。

旬な食材を使ったS数々の絶品が揃い、食堂街に寄らずして初島を去ることはできません。

我が家は入念なリサーチの結果、「活魚料理さかや」へ。テーブル席だけではなくお座敷があるので小さい子ども連れも入店しやすいです。定食や丼ものはもちろん、サザエカレーや磯のりラーメンなど珍しいメニューもあり迷います。

公式インスタグラムより引用

ランチ時間は混み合うので余裕を見て到着するか、予約可のお店を選ぶことがポイントです。毎年2月から3月の1ヶ月間は「初島漁師の丼合戦」が開催されており、各店が自慢の丼メニューが披露されます。

まとめ

PICA初島は何といっても島旅という特別感もありながら、手軽にグランピングができる点が高ポイントです。

2020年にオープンした施設なので比較的新しく、アウトドアとリゾートホテルのいいとこ取りができるスポット。ヴィラ周辺には芝が広がり、火を使うこともないことから子連れでも安心して利用できるのが嬉しいです。

ただ、ひとつ注意点としては、真夏は避けることを個人的にはおすすめします。港からキャンプ場フロントまで歩くことと、そこからさらにヴィラまで歩くので、小さい子連れファミリーには少々過酷です。比較的温暖な気候で、かつヴィラ内は冷暖房完備なので、むしろ冬の訪問も候補に入れても良いと思います。

初島自体は1周4キロ程度と小さな島ですが家族で楽しめるスポットも十分あるので、ぜひ初島に足を運び、PICA初島で癒しの時間を過ごしてくださいね。

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この記事を書いた人

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